皆様こんにちは。今年こそは肉体改造をと思いながら早4年が経ってしまった、イラスト担当の濱口です( T^T )
人の絵を描く上で大切なことの一つに、筋肉を知ることがあります。筋肉のつき方を知れば、体の線を正確に描くことができるからです。そこで、今回は筋肉についてお話ししたいと思います。
女性にモテよう！
ブログをご覧の男性の皆様、女性にモテたいですか？
「はい！」とお答え下さったあなた！
モテるために筋肉をつけましょう！
ただし、美しい筋肉のつけ方をしないと逆効果になるので気をつけて。
ということで、まずは女性が好きな体型を探っていきましょう！
女性が求める理想とは…
女性が男性に求める理想の体型は、
1位：細マッチョ型
2位：ふつう型
3位：アスリート系マッチョ型
資料元CanCan.jpより
この結果からお判りいただけるように、ゴリゴリは普通よりNOモテなのです。
男性は女性と違い筋肉がつくのが早く、その分頑張りすぎるとアスリート系マッチョになってしまいます。なので、美しい筋肉『通称：モテ筋』を知り、モテ筋肉を目標にトレーニングをしていくと理想に近づけるはず！！
美しい筋肉とは。
アスリート系マッチョの筋肉も柔らかく美しいと思いますが、今回追い求めているのは鑑賞という観点からの『美』なので、テーマとは少し違います。鑑賞の『美』とは何なのか、そこで芸術家の頂点に立つ「芸術家の中の芸術家」が生み出した肉体美に答えを求めたいと思います。
ミケランジェロ・ブオナローティ
芸術家の頂点に君臨している彫刻家であり画家であり建築家であり詩人でもあった、皆さんもよくご存知「万能の人」、ミケランジェロです。
ミケランジェロは、レオナルド・ダ・ヴィンチと同じルネサンス期を生きた巨匠です。余談ですが、レオナルドは『秀才』、ミケランジェロは『天才』だったと私個人は感じています。
女性も必見！理想の体を探せ。
それでは、ここで３枚の写真を見ていただきましょう。
- エントリーナンバー１
《バッカス》
バルジュロ美術館
ギリシャ神話に登場する、お酒(ワイン)の神様《バッカス》
お酒の神様だけあって少しお腹がぽちゃっとしているような…
- エントリーナンバー２
《ダヴィデ》
アカデミア美術館
旧約聖書に登場する王《ダヴィデ》
勇敢な王なだけあり、程よく浮き出た筋肉が美しい！
- エントリーナンバー３
バチカンのピオ・クレメンティーノ美術館
ギリシャ神話のトロイアの神官《ラオコーン》
こちらのラオコーン像はミケランジェロの作品ではありませんが、1506年に発見されたこの作品は、ミケランジェロに多大な影響を与えた作品としてノミネート！
複雑な動きにより、発達した筋肉がさらに強調されています！
この３者の筋肉を先ほどの順位に当てはめてみると、
結果発表〜!
ミケランジェロが関わった彫刻作品から、濱口が独断と偏見で選んだ３者の筋肉美を、現代女性の評価に照らし合わせると…
1位：細マッチョ型 → ダヴィデ
2位：ふつう型 → バッカス（ちょっとぽっちゃりですが）
3位：アスリート系マッチョ型 → ラオコーン
まとめ
さて、この結果いかがだったでしょうか？女性にモテたくて筋肉をつけようとしている方は、ぜひミケランジェロ作《ダヴィデ》を最終目標にトレーニングされてみてはいかがでしょうか。
絵を生業として生きていこうと思っている人は、必ずと言っていいほど石膏彫刻をデッサンします。私も何十枚と描きました。
芸術というと敷居が高く感じる方も、理想体型の見本としてみると、見え方が変わってくるのではないでしょうか。
今回取り上げたミケランジェロ作品はイタリアで観ることができます。イタリアへ行かれた際は、ぜひフィレンツェまで本物の筋肉美を観に行かれてください。これを観ずに一生を終えるのは勿体無い！かなり、オススメです！
それでは、次回までチャオ(^u^)/
