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菰野ヒルクライムチャレンジin鈴鹿スカイラインの歴代フライヤーをご紹介

ヤッホー! 山と森が好きなアートディレクターの北住です。

実は自転車も大好きで、3度の飯より好きと言っても過言ではありません。レースにも結構出場していましたが、子供が産まれてからは少しご不沙汰しております。しかし、お仕事ではガッツリ自転車に絡んでおり、今週末開催の「第7回菰野ヒルクライムチャレンジin鈴鹿スカイライン」という三重県最大の自転車レースのアートワークを第3回大会から今までお手伝いさせていただいております。そこで今回は、第3回大会から第7回大会までのフライヤーをご紹介いたします。

第3回大会(2015年)

デザインテーマ:マリアローザ

第3回 菰野ヒルクライムチャレンジin鈴鹿スカイライン フライヤー

僕自身初めてのヒルクライムイベントのフライヤーということで、世界最大の自転車レースであるツールドフランスの山岳賞ジャージのカラー(赤い水玉)をベースに考えましたが、如何せん考えることは皆同じですね笑。国内のヒルクライムイベントで、山岳賞カラー(赤い水玉)をベースにデザインしたフライヤーが山のように見つかり、山岳賞カラーを使用するのはやめました。そこでツールドフランスと同じグランツールの一つであり、山岳コースの多い「ジロデイタリア」のチャンピオンカラーであるマリアローザ(ピンク)をアクセントにしたデザインにしました。

自転車のレースには、一般的にリーダージャージというものがあり、優勝者や各カテゴリで1位の人には様々な色のジャージが用意され、チームユニフォームではなく、それを着てレースに出場することが許されるのです。

エコクリ自転車部 談

第4回大会(2016年)

デザインテーマ:アメコミ風

第4回 菰野ヒルクライムチャレンジin鈴鹿スカイライン フライヤー

前回の3回大会までは、まだ参加者が定員の1,000名に届いていない状態でした。そこでヒルクライムやロードバイクを趣味にしている方に刺さるデザインが必要だと考え、30〜40代の男性中心にターゲットを設定。そんな年代の層が慣れ親しんだ漫画、そして力強いアメコミなデザインがヒルクライムレースにも合うだろうということで、このようなデザインになりました。

SNSのプロモーションも同じターゲット層に刺さる内容に変えて実施したこともあり、第4回大会から1,000名を超す申し込み数になりました。

第5回大会(2017年)

デザインテーマ:No Onsen No Ride

第5回 菰野ヒルクライムチャレンジin鈴鹿スカイライン フライヤー

菰野ヒルクライムチャレンジが行われる三重県菰野町は、美人の湯で知られる湯の山温泉があります。このレースイベントは、実はスタート時間がとても早く、昼頃には終了するコンパクトなイベントです。なので帰りに地元の湯の山温泉に寄って帰っていただきたいという地元の声を反映し、浴衣姿のライダーに登場してもらい、ロードバイクで温泉へ急ぐビジュアルで「菰野ヒルクライム=温泉」というイメージを作り上げました。

第6回大会(2018年)

デザインテーマ:太もも系アスリート

第6回 菰野ヒルクライムチャレンジin鈴鹿スカイライン フライヤー

第4回、5回と少し変化球的なコンセプトでしたので、第6回大会は、自転車イベントとしての基本に戻ろうということもあり、太ももをテーマにしました。「自転車=太もも」そのまんまですね笑。しかし、自転車のエンジンは人間、そして「太もも」。ストレート過ぎますが、太ももをメインとして、山間にそそり立つ威厳あるビジュアルを作りました。余談ですが、男性の脚より女性の脚が良いとの意見もあり、陸上で鍛えた美脚女性にモデルになっていただきました。

第7回大会(2019年)

デザインテーマ:7(Seven)

第7回 菰野ヒルクライムチャレンジin鈴鹿スカイライン フライヤー

菰野ヒルクライムチャレンジin鈴鹿スカイラインも第7回を迎え、自転車レース開幕時期のヒルクライムイベントとして多くの方に認知されるようになり、また常連の参加者も増えてきたことから、参加者への満足度向上がイベントの課題となってきました。フライヤーにおいても同じで、フライヤーを見た参加者にとって良いイベント・格好良いイベントと思われるデザインが必要になりました。イベント情報の告知がメインではありますが、それ以上に上質さや洗練さをイメージできるザラついた黒の背景をベースに第7回の「7」をメインにしたシンプルかつ力強いビジュアルを制作しました。そしてライダーから流れるようなピンクのラインが黒背景の中でアクセントを効かせています。

公式HPも

菰野ヒルクライムチャレンジin鈴鹿スカイラインHPhttps://www.komono-hillclimb.com/

今大会も2019年3月24日に開催します。ご興味ある方は、公式HPをチェックしてみてくださいね。