こんにちは!エコクリのお客様サポーター&カメラマンの山岡よしみ(@YamaokaYoshimi)です。
我が家の3人目のbabyが産まれそうで産まれてきません!
そわそわな毎日......ですが今日も元気に写真の話です。
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スタイリングボードって?
さて、みなさんはスタイリングボードをご存知でしょうか?
小物や料理を撮影するときに便利な「おしゃれ板」です。
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スタイリングボードの上に被写体を載せて撮影します。
これが1枚あると被写体がカッコよく決まります。
スタイリングボードを手に入れる方法は2択。
・自分で作る
・購入する
自分で作るのも、意外と簡単なんですよ〜
DIYが好きな方なら、スタリングボード作りにハマっちゃうかもしれません。
不器用な私は、2枚作っただけで終了しましたが(笑)
当時5歳だった息子でも一緒に作れたほど、簡単な作業です。
自分で作ってみよう
1.材料を準備する
スタイリングボードを自分で作ってみよう!と思ったら、まずはホームセンターや100円均一などで材料を揃えましょう。
- 板
撮りたいものの大きさに合わせてサイズを選びます。
50cm×50cmあれば、大抵の小物や料理を撮るには十分かと思います。
奥行きを活かした縦長の写真を撮りたいなら70cm×50cmくらいあると便利かな。
ベニヤ板など、安くて軽いものでok。薄くて軽いほうが持ち運びにも収納にも便利です。
木目を活かしたい場合は綺麗な木目のものを選びます。
- ペンキ
色は、白か茶色が使いやすいです。
被写体がナチュラルなイメージならライトブラウン、白がおすすめ。
和風な感じを出したいなら、ダークブラウンやチャコールブラウンもおすすめ。
白は料理にも女性向けの小物にも合いやすいので便利です。
シックな感じを出すならグレーも使いやすいですよ。
- 壁紙シート
100円均一でも充実しています。
木目調、漆喰調、大理石調、コンクリート調など種類は様々。
被写体のイメージに合わせて選びます。
- その他 ハケ、糊など
板に着色したり貼り付けたりする際に必要なハケ、糊などの道具も準備しましょう。壁紙シートはシール状になっていて糊が不要なものもあります。
2.いざ、制作〜
いざ、と書くほど難しいことはなく、ペンキなら板に塗る、壁紙なら板に貼るという作業です。
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ペンキを塗るときのポイント!
ペンキを塗るときのポイント!
木目を活かしたいなら1度塗り。若しくは2度塗りまで。
色をハッキリと出したいなら2〜3度塗ると良いです。
重ねて塗る場合は1度塗ったペンキが乾いてから塗ります。
3.完成
はい、ペンキが乾いたら簡単に完成です!
壁紙なら綺麗に貼れたら完成!
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もっと拘りたい方は、ヤスリを使ってペンキをカスれさせたり、ひび割れ加工などしてみるとアンティーク風なスタイリングボードになります。加工の仕方はDIYについてのこちらの記事が役に立つかもしれません。→ペンキ・塗料の専門店ペイントストア ペンキでエイジング加工に挑戦!
購入しちゃおう
「作るのはちょっと手間だし、クオリティが高いものが欲しいなぁ。」という方は、市販のものをサクッと購入してしまいましょう。
通販サイトなどで探すときは「背景ボード」や「撮影用 シート」と検索するとヒットしやすいと思います。
個人的には、白の漆喰調のスタイリングボードが汎用性が高く使いやすかったです。
↓両面使えるスタイリングボードもおすすめ!
他にあると便利なもの
理想通りのスタイリングボードを手に入れたら、さっそく撮影!
ですが、板の他にも小道具があると写真全体のイメージがグッとよくなりますよね。
中でもあまり撮り慣れていない方におすすめなのは、グリーン(植物)。
おしゃれな家には必ず観葉植物が置いてあるように、素敵な写真にはこっそりグリーンが写り込んでいたりします。
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ポップなイメージの被写体なら鮮やかなグリーン。
シックなイメージなら暗めのグリーン。
アンティークなイメージならエアプラントやドライのグリーン。
など、被写体のイメージに合わせて色味を考えて選んでみましょう。
グリーンは生花でも、フェイクでも構いません。
フェイクのものを使用する場合は、あんまりフェイクだってバレないように(汗)グリーンをボカすように撮ります。
※カメラの設定でボケ具合を調整したい人にはこちらの記事もおすすめです。→F値をマスターするだけでワンランク上のおしゃれ写真が撮れる。
※写り込ませる小道具の選び方はこちらの記事もご参考に→商品の魅力を伝えるイメージ写真の撮り方 2つのポイント
壁のように置いて奥行きを表現する
スタイリングボードを被写体の下に敷くだけでなく、壁のように奥に立てて置いてみましょう。より奥行きを感じられる写真が撮れます。
自宅の一角で撮影してたとしても、被写体の下と奥がカッコよかったらまるでスタジオみたい。
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あるととても便利なスタイリングボード。料理や小物を撮りたい方は気軽に使ってみてはいかがでしょうか?